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aderin一家の暴走NBA現地観戦記録。

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Mamba Day 2016.4.13 vol.5~Mamba Out~

長い、長い、夢を見ていたようだ。
コービー・ブライアントという名の夢を。

夢から覚めた時、どんな気持ちになるのか、今はまだわからない。
来季がはじまってはじめて、コービーがいなくなったNBAを知ることになるのだ。
そのNBAは、それまでのNBAと決して同じではないだろう。
だがそれは毎年、毎年繰り返されてきたことに過ぎず、引退してしまったのがコービーだからと言って
大きな歴史の中では小さな空間なのかもしれない。
これから現れる、もしくは成長していく誰かの中に、コービーを見ることもあるだろう。
コービー自身だって、数年後に開催されるLAでのオールスターにレジェンドとして出場するかもしれない。

でも、レイカーズの選手として、コービーがプレーすることは
もう二度と、ない。

画像 043n

試合時間を4.1秒残してコービーはコートを後にした。
最初にバイロンと硬く抱き合う。

画像 047n
万感の想いがこもったコービーの顔を見ていると
ああ、本当にもう終わってしまったんだ…と頭では理解できるが
感情がついてこなかった。
寂しさや悲しさをまったく感じなかった。

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名前のわからないおじいさんとも抱き合い、
ACかな?の面々とも挨拶をするコービー。
(ああクソ、私ったら本当に何にも知らないペーペーだな!!!)

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次はチームメイトのもとへ。
タリーク、ロイのビッグマンたちが待ち構えていた。
そして、メタが暖かくコービーを迎える。
メタと抱き合っているコービーの顔ときたら…

画像 057n
ほんとうにちっとも悲しくないのだ。
なのに知らぬ間に、涙がひと筋だけつーっと頬を伝った。
いったい何なんだろう、カラダと感情がバラバラに動いているみたいだった。

画像 063n
大きな笑顔のルーと抱き合い(ごめん右のあたりにルーがいる。撮りそこなった)

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レイカーズが勝てなくて苦しい時代を共にすごしてきたサクレと抱き合う。
バスとも抱き合う。

そうしてる間に、最後の4.1秒が進んでレイカーズが勝利を決め、
コートに最後まで残っていた5人がベンチに戻ってきた。

画像 070n
真っ先に戻ってきたのはジョーダンクラークソン。
一番先にオフェンスに戻って、
試合を勢いづかせるようなアリウープやダンクをいくつもいくつも決めてくれた。
それから写真はないが(撮りそこなった)ディアンジェロとも軽いハグ。
ボールを運び、コービーにパスを入れ続けた。
この試合のコービーのプレーや姿勢を、自分のものとして受け止めて、
きっとこれからはレイカーズを背負っていく選手になっていってくれるだろう。

画像 078n
ジュリアス。
何度も何度も懸命にスクリーンをかけ続け
コービーがシュートを打てるように体を張ってくれた。

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昨シーズン、1巡目7位指名で鳴り物入りでレイカーズに入ったにも関わらず、
シーズンオープナーの試合でまさかの負傷、1シーズンを完全に棒に振った。
本当にその1年間、そして今季を通じて、よく頑張った。
コービーが引退する前に間に合ってほんとうによかった。

画像 080n
ケリー。ここのところ怪我に苦しむことが続いていたが、ケリーはまだまだやれると信じている。
来季、まだケリーがレイカーでいてくれたら、新しい体制下で真価を発揮してほしいと思う。

画像 082n
ラリーナンス。
こんな大舞台で本当に冷静に、堂々と、自分のすべきことをやってのけた。強く、しなやかで、熱いハートのナンス。
コービーやチームメイトのミスショットを何度もプットバックしてくれた。
豪快なダンクもかっこよかった。

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また誰かわからないけど、球団のスタッフの方々ともハグ。
その後、ベンチの向かい側に座っていた家族のもとへと向かうコービー。
ゴールが邪魔になって写真は撮れなかったが、奥さんと娘さん二人と
楽しそうに笑い合うコービーが、パパの顔になっていた。
湿っぽさなどいっさいないいい笑顔だった。

画像 091n
シャックとは、この日何度めのハグだろう。
シャックに見せたこのコービーの笑顔。
やれることはすべてやりきったぞ、どうだ!という、自慢するような、照れくさそうな笑顔。

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軽口を叩き、握手を交わし、

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シャックの大きな大きな背中にあずけるように抱き合うコービー。

画像 109n
それから、苦楽を共にした
元チームメイトたちの待つ場所へ。
コービーチャントが、いつの間にか変わっていた。
"THANK YOU KOBE!"

画像 120n
どんどん写真を撮るものの、ほとんどの元選手の名前がわからず、悔しい。
名前を書いてない人はわからない人なのでいつかこっそり教えてください…
(リック・フォックスってこんな濃い顔してるのか!)
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 122n
(デヴィアン・ジョージ)
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 125n
数ヶ月前、生死の境をさまよったラマーオドム。来てくれていたんだ!
ラマーが生きて、ここに来れて本当に、本当によかった。
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 128n
(泣きそうな顔の人は、カリームラッシュ。)
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 132n
試合前に、私と握手してくれたホーレスグラントとのハグ。
ホーレスの顔ったら!
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 133n
(黒いキャップの人は難しかったようですが、コーリー・ブラントという選手だそうです!)
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 134n
(ビジネスマンみたいなシャツを着ているハグしている人はクリス・ミーム。)
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

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(後ろでにっこりしている坊主頭の人はブライアン・クック。)
(ハグしている人はゲイリー・ペイトン。この人がゲイリー・ペイトン!)
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 137n
ほぼ唯一ちゃんと知ってるトゥリアフとのハグは撮り損ねた…
(左の白いキャップの人はゲイリー・ペイトンの息子さん。今年のNBAドラフト候補生だそう。)
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 140n
何だかコービーとうっきゃうっきゃしている人がいるなぁと思ったら、
フィッシュだ、フィッシュだ!フィッシュが来ていたのには気づかなかった。
トゥリアフとともにコービーが「心を許した4人のチームメイト」と称したフィッシャー。
きゃっきゃきゃっきゃと笑い転げているのが印象的だった。
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 150n
フィッシュときゃっきゃした名残を残した顔のまま
最後の挨拶をしに
センターコートへやってきて、マイクを持つ。

"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"
"THANK YOU KOBE!"

画像 157n

「みんな!」
(ワァァァァァァァァァ!!!!!)

コービーの呼びかけにアリーナの2万人が応える。

コービーの言葉のひとつ、ひとつが
心にしみこんでくる。
英語が母国語ではない私にもわかりやすい、シンプルな英語で
コービーが話す数々の感謝の言葉。
かつての、そして今のチームメイトたちへの感謝、時には厳しくしてモチベーションやインスピレーションをくれ、時には暖かくサポートしてくれたすべてのファンへの感謝。
ダイハードなレイカーファンだった自分がこの球団にやってきて、いかに幸せな日々だったか…

画像 166n

「この日々が終わるなんて、信じられないよ…」
(I can't believe it comes to an end.)

最後に支えてくれた、犠牲になってくれた家族への感謝の気持ちを述べ
何度目かわからないくらい何度も言った言葉を、もう一度、口にした。

「心の底から、ありがとう。」

画像 168n
"What can I say?"

画像 170n
"MABMA OUT!"

画像 173n
そういったコービーは観衆にキスを投げ

画像 177n
ゆっくりと
マイクを床に置いた。

画像 181n
その瞬間、コートの四方八方から、
パープル&ゴールドの紙ふぶきや風船が噴き出してきて

画像 182n
視界を埋め尽くし
アリーナを埋め尽くし

画像 187n
コービーの20年のキャリアは
終わりを告げた。

(ここでデジカメの電池が完全になくなった)

IMG_5104nn.jpg
コービーがアリーナから去ってしまった後も、
大勢のファンが名残を惜しむようにしばらくアリーナから立ち去らなかった。
私もその一人だった。
セキュリティの兄ちゃんに許可を得て、自分のエリアの一番コートに近い席まで降りていって、
またそこで暫く、コービーのいなくなったコートを眺めていた。
スタッフが清掃を始め、声をかけられたので入ってきたドアから出ようとすると
タコスの券を渡された。

「えっ?今日の試合、タコスゲームだったの?」

と驚きながら受け取ると、
スタッフのお姉さんが笑いながら

「あなたも気づいてなかったのね。何人かそういう人がいたわよ、大丈夫!」と教えてくれた。
「全然気づかなかった」と言ったら
「いい試合だったわね!」と答えてくれた。

実はこの時、私はコービーがこの試合でいったい何点取ったのかも把握していなかったのだ。
アリーナを出てからスマホでツイッターを開いた時はじめて
コービーが最終的に60点取ったこと、そして60点というのは
今季(2015-16シーズン)のレギュラーシーズンの中で、最高得点だったということを知った。

試合の、いったい何を観ていたんだろうなぁと自分でも呆れたが
まるで夢の中にいたような試合だったから、無理もないか…
その時はまだ、夢から覚めたくなかった。

IMG_5105nn.jpg

アリーナの外に出るとそこにはLA LIVEを埋め尽くそうかという人数のファンがまだ残っていて、
コービーチャントを繰り返していた。
KOBE!
KOBE!
KOBE!
KOBE!

IMG_5108-(1)nn.jpg

こぶしを突き上げ、声を張り上げ、誰かれとなく肩車をし、あちこちで胴上げのようなものまではじまった。
いつまでもいつまでもやまないコービーチャントが
LAの夜空に響き渡っていた。
KOBE!
KOBE!
KOBE!
KOBE!

IMG_5110nn.jpg

LA LIVEのモニターに
「WITNESS HISTORY」という文字が浮かび上がった。

「歴史の目撃者」。
ここにいるすべての人が、いや、モニターやテレビの前で見ていた世界中の人が、
この試合を目撃した。
コービーブライアントの最後のプレーを、
その生き様を目撃した。


この日のことをずっと忘れない。決して忘れない。


もう一度だけ。


コービー、ありがとう。

夢を見せてくれて、ありがとう。
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Author:adelinX
NBA観戦歴4年目のひよこNBAファンaderinです。
NBA現地観戦記録を記していきますので不定期更新。
全30チームのアリーナを制覇するのが夢、現在8アリーナ16チーム16試合観戦済!
#MambaDay にコービー現役最終戦を観戦しました。
ブログタイトルはRoad To NBAの略です。

※写真はすべて管理人aderinがコンデジや携帯で撮影した画像となっております。著作権は放棄しておりませんので、二次使用はお控ください。
管理人が撮影したものでないものなどは脚注などで補足するようにします。

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