写真をアップする気力がいきなり断崖絶壁から落ちるようになくなったので
ボグダンの生着替えでも置いておきます。
いつもは「次の現地観戦までには」と期限があるのですが、今はコロナで現地観戦もままならず。
何とか観戦1年以内にはざっくりとでいいので書き終えたいものです。
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2019/09/14(土) 20:00:40 |
FIBA World Cup China 2019
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全員が当然のようにNBA選手のアメリカ代表と
NBA選手が一人もいないポーランド代表の対戦。
7位と8位を決める試合。
現役選手だとマーチンゴータットがポーランド出身だが今回は出場していなかった。
ポーランド代表の選手紹介。
アメリカ代表の選手紹介。
遠いのと暗すぎて、マイルズターナー以外はブレブレになってしまった。
ポーランドとアメリカの国歌斉唱は全員起立して清聴。
私の席はというとこんな感じ。
エンドライン上のほぼ天井に近い3階席な上に、目線の高さに階段のバーが来る、かなり見づらい席だったので
移動して空いている席に座って観ていたが
すぐにお客さんが来たので結局最後までこの席で観た。
取ったのは自分だけど、どんな環境かなんてわからないから、まぁこの試合にアメリカが出ていることも含めて、運なのだろう。
7位8位決定戦だと日本円で5000円程度だったが
決勝だと同じような席でも50000円以上かかった。
当然、主催者側としてはアメリカ対どこか(スペインなど)を目論んでいたかと思うが
アメリカは数日前に優勝争いから離脱してしまった。
私は面白いと思ったけど、中国のファンで、アメリカを観に決勝だけ行こうと思っていたNBAのファンがいたらがっかりするかもしれない。
当初はこの7位8位決定戦は観ない予定だったのだが(間に合うかどうか不安だったため)
アメリカ(とポーランド)を観たいならば、結果としてここしかチャンスがなくなり、
先に現地入りしている人々のツイートなどを見ていると問題なくアリーナに行ったりチケットを受け取ったり出来そうな感じだったので(何も根拠は無いが)中国入り前日にチケットを購入。
ケチって一番安い席にした結果がこの席なので文句も言えぬ。
いわゆる「オールスター」がロスターに二人しかいない(ケンバとミドルトン)今回のアメリカ代表なため、
こういった国際大会ではなかなか観られない選手のプレーが観られるのも逆にうれしい。
ジェイレン、スマートなどはお気に入りの選手だし、
できればクジーやフォックスも観たかった。戦線離脱は本当に残念。
そんなわけで、初めて観る選手が結構いる。メゾンプラムリーもその一人。
本戦の序盤は出場していたが、怪我で離脱したテイタム。
俺がいればと思う気持ちもあるだろうが、その後もしっかりとチームを支えている。
ドノバンは昨シーズン、ソルトレイクシティまでPOを観に行ったので2度目。
SASのデリックホワイトが最終的にアメリカ代表に繰り上がった時はさすがにびっくりした。
テイタムはいろんな選手に積極的に声をかけて回っていて、
遠くから見ていてもリーダーシップの高さを感じた。
テイタムのみならず、出場しない選手たちが一人もただ座っているだけではないのは
さすがNBAでプレーする選手たちはメンタリティが違うなって。
常に自分がチームにどう貢献できるのか考えている人のふるまいに感銘を受けた。
それからケンバ。この試合から戦線離脱。プレーが観られなかったのは残念だったけど
ベンチでにこにこ、新しいチームメイトのマーカススマートとおしゃべりしている姿がじっくり観られたから良かった。
光学ズーム以上に無理やり寄ると粒子がかなり荒れるけど、ケンバの顔がアップで見たかった。
絶対おちゃらけたこと言ってる…
ほらね。
ケンバばかり見ていて試合を観ていなかったわけではないけど、やはり大好きな選手なので
試合を観ながらも「ケンバどうしてるかな~?」とついついレンズを向けてしまう。
ケンバはスマートやドノバンなど、ガードポジションの選手中心にしゃべっていたように見えた。
アドバイスを求められたり、プレーについて議論したりしているのだと思う。
しゃべっていない時は、手を叩いたり、
同じく怪我で離脱したスマートと一緒に立ち上がり、声を出してチームを鼓舞したり。
一流選手というのは、プレーしていなくてもフロアに一緒にいるのと同じくらい試合に意識を向けている。
めっちゃ声出してるの、わかります?
それにすっごく楽しそうでした。
FやCの選手を牽引していたのはブルック兄貴。
ケンバと共通する、ベンチにいる時にでも試合に入り込むブルックのこの姿勢。
やはりこういう選手が、他の選手に頼られるのだなと改めてよくわかる。
いいプレーが出た時は思わずガッツポーズして拍手する。気持ちが伝わってくる。
隣はチームメイトのミドルトン。このオフに、初めて双子の弟であるロビンとチームメイトに。
MILは今季もよいシーズンになりそうで良いな。
メゾンやミドルトンと談笑しているブルック。
笛に一人で抗議(笑)。
アメリカがポーランドに一時逆転されて、ずどーんと暗くなるベンチでも、ブルックとケンバだけは立ち上がって、声を出してましたね。
来賓・関係者席にNBAのコミッショナーのアダムシルバーが来ていました。
会場のビジョンにも抜かれないので「人違いかな…」と思わなくもなかったのですが、二人向こうに座っている人が
いつもドラフト二巡目を読み上げている人なので確信に。
ハーフタイムにはファンとの記念撮影に応じていました。温和な印象ですが、相当やり手のビジネスマンで、NBAが拡大するためならどんどん新しい試みをやってのけている革新派です。
ちょんまげ頭が目立つのでマイルズターナーもついつい撮ってしまう。
BOSの選手の中では最もお気に入りのジェイレン。
普段はチームのために自分のやりたいプレーをぐっと抑えている印象で、時々速攻などで
ここぞとばかりに物凄いダンクかましたりするギャップが大好きです。
BOSでは色々な役割を与えられていますが、一度エースとしてのびのびとやっているところが観てみたい。
アメリカベンチ側のゴール裏(というかゴールのはるか上空)なのでとにかく逆サイドのポートランドベンチが遠い!
手前はAdam Hrycaniuk。スペインもそうだが、髭多すぎ…
しかし頑張って撮ってみると、たまたまMichael Sokolowskiがこっちを向いていてパシャリ。激イケメンである。
奥はKarol Gruszeckiかな。
ハーフタイムに、手前側のゴールでシューティングをするミドルトン。
真剣な顔のホワイト。アメリカの選手は全員フルネームで、何ならドラフト順位と大学くらいまでなら言えるのでほっとするわ…
ジェイレンって試合中とそうじゃないときの顔がぜんっぜん違うんだよな。
ドノバンもリラックスした笑顔。ロッカールームで、Popが選手をリラックスさせるようなことを言ったんだろうなぁって感じだった。
ドノバン、スイッチオン!
勝っても負けてもこの試合で、世界選手権は終わりの両チーム、少し肩の力が抜けたような。
どうか、最後まで怪我などしませんように。
Aaron Celもにこにこしててかわいい~~~~~
Aaron CelとAdam Hrycaniuk。
後半スタート!
適当に貼っていきます。
きりっとしたブルック兄貴。
ハリソンバーンズもとてもいい後半の出足。
先ほどにこにこと練習していたジェイレンとは別人のような表情。
ジョーハリスはネットで観ていた試合ではNBAでできている程シュートを決められてなかったのですが
ディフェンスで堅実なプレーをしていたと思ったらこの試合でもポンポン決めだした。
ドノバンがタイムアウト中やたらこっちの上方を凝視してるんですよね。
あっ!ほら!また!
その時は自分がその目線の先にいたのでわからなかったのですが、後に観た試合で
エバンも同じようにチラチラと目線を送っていたので見てみたら
そこに大きなスタッツの電光掲示板があったんです。
NBAだと中央上部の大きなビジョンの下部にスタッツが表示されていることが多かったのですが
北京のこのアリーナではスタッツは別になっていて、ようやく目線の謎がとけました。
ドノバンはこの日は、もう弟分ではありませんでした。
ケンバが欠場を決め、チームリーダーとしてチームUSAを鼓舞する役割を担わされていたようです。
ポーランドに逆転されていた時、悔しそうにタオルを噛んだまま、下がってくるチームメイトを率先して出迎えていました。
POPの話が終わった後も、自分から声をかけてUSA!の号令をかけようぜと促したり。
よく頑張ってました~
頑張るはドノバンのデフォルトですけどね。
よく見てたらホワイトも、他のみんなもしょっちゅうこっち見てました。
ある種目線がある程度来るというか。
いや、こっち向いて怒られても困るんだけど…(笑)
マイルズターナーの不満顔、かわいいです…
ポーランドの「塊」感はやはりアメリカより上だったな。
この後に観た、セルビア、チェコ、オーストラリア、フランス、スペイン、アルゼンチンもチーム全体の一体感が素晴らしかった。
先日聴いたあるPodcastで言っていたのですが、今回のアメリカ代表は国際試合での経験がほとんどないメンバーで、中高生時代から同じ土俵で戦ってきた選手が多いものの、チームメイトとして長年プレーしたわけではないチームだったと。
他の国の代表は、もちろんスペインのように鮮やかに世代交代した例もないではないけど
基本的に国の代表としてのいつものメンバーだよね的なことを語っていた。
「塊」感で劣っているというただその一点においては、実際に現地で観た印象としては「そうですね」と思わざるを得ない。
ただ、そのPodcastでも意見として
「だからと言って、このチームが、アメリカが、劣っているわけではない。負けることもある、それだけのことだ」と言っていたことにも、首肯せざるを得ない。
タイムアウト中などにアメリカ代表のベンチを観察していると
ケンバのリーダーシップは素晴らしく、このアメリカ代表にもケンバ含めて4人ものセルティックがいて、
この世界選手権を通じて信頼関係をどんどん築いているのが手に取るようにわかった。
だいぶ距離があってブレブレなんですが、マヌも会場に来ていました。
日曜の決勝にも必ず応援に来てくれるはず。パティもいるし、ディアウも来ているし、どこかでコーヒーでも楽しんだのだろうか。
ベンチの写真ばかりですが、距離がかなりあってスピードでぶれるので
基本的にプレー中の写真はないわけです。プレー観たいじゃないですか?
タイムアウト中やクロックが止まっている隙にささっと撮ってます。
試合終了!ポーランドが気を吐いたが結局アメリカの勝利。
ドノバンが真っ先に18得点のPonitkaをハグしに行った。
Slaughterも15点。
ポーランド代表が8位、アメリカ代表が7位。おのおのハドルを組む。ポーランド代表がにこにこしているのが観ていてすがすがしかった。本当に素晴らしい世界選手権だった!
アメリカ代表の選手たちもようやく肩の荷が下りたと言わんばかりにほっとした表情をしていたのがとても印象的だった。
ウキャウキャするブルックとジョー。
コーチたちにも挨拶してまわるジェイレンやハリソンバーンズ。
得るものしかなかったであろうデリックホワイトはにっこにこ。
見て、このリラックスムード。最高じゃない?本当に大変な数か月だったと思うよ。
穏やかな、やりつくしたという表情にこちらの涙腺も緩んだよ。
ドノバンがチームを代表してインタビューを受けていたが、結果が結果なので厳しい顔をしていた。
でももう周りはゆるゆる。こういう時にできた横のつながりは本当に怖い。宿泊先で、移動で、選手たちはたくさんの話をするだろう。深い親交を結ぶだろう。自チームに末永くいて欲しかったエースが、この横のつながりのせいでいつかさらわれてしまうかもしれない。
でも、こう、うきゃうきゃしているホワイトと、それを笑顔で見守るハリソンバーンズやミドルトンを見ていると
まぁいいかって。
ジェイレンの穏やかな笑顔にこっちまで癒される。本当にお疲れ様でした。
アメリカはメダルを逃したことでネット上ではかなり批判されていたし、来年の東京五輪にはそれこそオールスタークラスの選手たちが次々と出場希望の名乗りを上げている。
アメリカとしてリベンジしなければならないというのは理解できるが、
新シーズン直前までオフを犠牲にして、この世界選手権で闘いぬいた選手やコーチたちに
もう少し敬意があってもいいのではないかと思った。
私は、このチームUSAを現地で観られて、本当によかったです。
2019/09/14(土) 17:16:58 |
FIBA World Cup China 2019
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この記事では北京の会場である五棵松に行くまでの行程を記録しておこうと思います。
こういうのりしろって時が経つにつれ忘れちゃいますからね。
関空までの行き方は様々ですが、
往路は在来線+ラピートが気に入っています。
今回はたったの2泊だったので、スーツケースもなく、いつものボロボロのマリメッコと
財布やカメラなどの貴重品を入れるショルダーのみ。
荷物が多いというだけで自分にいらっとするたちなので、旅では「汚れでは死なない」主義です。
NBAの観戦に行く時も、スーツケースを持って行きますが、行きはスカスカ、帰りはお土産でぎっしり、という感じ。
惰性でタイムテーブルを撮影。
免税店で少し買い物をして、豪華なおまけまでいただき、
ラウンジでカレーを食べて、搭乗します。
行きは景色が観たいので窓際の席にしました。帰りは通路側。映画は『アラジン』を流し見しながら
ずいぶん前に買ったのに読んでいなかった北京のガイドブックを読んでました。
ランコムでいただいた豪華なおまけ。
機内食もほぼ食べず、ビールだけ飲みながら忙しく3時間を過ごし
ふと窓の外を見るともうそこには北京郊外の街並みが広がっていました。
ビルの規格が統一されていてピシーッとしているのが印象的。
今までに見たどんな街とも違います。
来たぜ中国!
初上陸!
飛行場内の表示に日本語がある~♪
しかし、こういうのはここまでであった。(笑)
入国審査前に10本の指の指紋を登録。これは中国入国初回だけの手続きで、今後は最初に採取したデータをベースに
本人認証されます。
登録後、入国審査で顔、指紋の採取を再度やって
「中国へは初めて?(英語)」
「はい!(うれしいのでかなり元気に)」
で質問は終わり。
目的や滞在日数は聞かれず肩透かし。善人にしか見えないということかね…
FIBA WCの看板などもあってテンションがあがります。空港にグッズなどはなし。
さて、空港から会場のアリーナがある五棵松までどうやって行くか、というのは、ここ数ヶ月の課題の一つでした。
中国在住の方に教えていただいた方法はタクシーまたは地下鉄。
タクシーの場合は、英語が通じないので
紙に行先を書いて見せること。
電車の場合は
“「北京空港 →(空港線)→ 东直门 →(2号線)→ 复兴门 →(1号線)→ 五棵松 」というルートで、東直門と復興門で乗り換えになります。ただ、中国の地下鉄は肝心なところに下りのエスカレーターがなかったりするので、荷物をお持ちの場合は少々面倒です。”
ということでした。
一方、ホテルについては熟考の末、渡中直前にダウンタウンからアリーナの近所(少し郊外)に変えました。
変更時に、最初は地図がGoogleMapベースのホテルサイトで見て当たりをつけてから
ホテル名で中国のサイトで再検索して予約するという方法で取ったせいで(その方が2泊で5000円ほど安かったため)、
アリーナの最寄り駅である五棵松の駅からだと徒歩27分という距離のホテル泊になってしまっていました。
中国ではGoogleMapが全く当てにならないというのはよく聞く話でしたが、
これほどずれがあったとは…
同じホテルなのに、Googleマップと中国のマップでは、全然違う位置に表示されていたのです。
が、もう直前だったためキャンセルできず。
五棵松から、荷物抱えてアリーナ横目に徒歩27分…歩きたくないので
空港からタクシーの方がいいかなぁと空港内をうろちょろ彷徨い歩いているうちに
バスがたくさん停車しているエリアを見つけ、行先表示板を眺めてみたところ…
「五棵松橋北」
という地名が途中駅にある路線があるではありませんか!
大急ぎで「五棵松橋北」という地名を中国の地図アプリ(高徳地図)で調べたところ
アリーナからほど近い。
値段も30元。所要時間60分。(地下鉄だと2時間弱見ておいてと言われていた)
荷物を持ち歩かずに済み、乗り換えもなく、早く、しかも安い。
エアポートシャトルバスの詳細は
こちら 。
乗るしかない!
Baggage Claimを出たら最後、
空港内であろうが英語がほとんんど通じなくなり
乗車券を買うにも一苦労だったが何とかチケットゲット!
今にも出発しそうな
石景山行きの16番空港バスに飛び乗ったのでした。
無事に着きますように…
社内はガラガラ。T3の国際線ターミナルから乗り込んで、T2、T1(おそらく国内線とLCC)を経ても
お客さんは私含めてたったの5人。
冷房は効いているし、ゆったり座れるし、シートも最高で快適すぎる。
あとは着くだけである。
何なら石景山という終着地にも行ってみたいよね。
何となく荘厳な岩山があるいい場所な気がしますね。
北京空港の外観、かっこいい~~~~
中もモダンで、吹き抜けが高くて、巨大空間が素敵だった。
帰りに写真を撮ったのでそのうち出てくると思います。
中国の地図アプリの動作状況を確認するために、
現在地をずっとアプリで見て観察。
空港も少し郊外にあって、電車を最初に乗り換える東直門を通り過ぎて
北に迂回して行くらしい。
中心部の北側外周を通って…
選手の誰かが数日前
「中国では移動も食事も倍の時間がかかる」とツイートしていて
「そうなのね~」と思って見ていたのだが、
この調子で行くと、予定時刻の60分ジャストくらいで目的地に到着しそうです。
非常にスムーズに、良い感じで進んでいます。
クラクションがよく鳴り響き、バスの前にいきなり入ってくる車が多くてひやっとするけど
オーランドのファイナルデッドバスよりはまし…
ほら、もうすぐ五棵松ですよ。地図の正確さも確認できたのでアプリをうっかり閉じてしまった。
窓の外をふと見ると、左側に電波塔が見える。
明日行ってみようかな~とのんきに眺めていたら…
バスがいきなり停車した。
予定より少し手前な気がしたが、そこで3人ほど(乗客5人中、つまりほどんどの人)が一気に降りた。
目的地に近いのはわかっていたので
「おっここか」と
思わず一緒に降りてしまったが…
降りて、バス停名を見ると、「五棵松橋北」ではなかった。
あれ?
降りる場所、間違えた…かも?
改めて高徳地図を立ち上げて現在位置を確認すると、予定より1~2kmほど手前で降りてしまったようだが、
むしろアリーナには近いかも?
何ならホテルにも近いかも?
ということで
まず先にホテルにチェックインしてからアリーナに行くことに。
地図を頼りに歩きだすことにした。
バス停にコービーのOOHがあってテンションがあがるが、
昼間だと余計な光が入ってうまく撮れない。夜撮影したい。
FIBA WCを「街を挙げて」応援しているという感じはあまりなかったが、
さすがにアリーナの近所だとところどろこにのぼりのようなものがあったり。
てくてくてくてく歩いていたのだが、
各バス停にあるシェアライドの自転車の数に驚く。
中国在住の方からのアドバイスのひとつに
Mobikeなどの自転車アプリを入れておいた方がいいよというものがあったのですが
それを登録してこなかったことに今さらながら後悔。
試しにいくつかの会社の自転車についているQRコードで試してみたが、
認証が電話番号のSM方式なので海外だと認証コードが届かず、どの自転車にも乗れなかった…
今後中国に来る時は、絶対に事前登録してこようと心に誓った。
自転車に乗れたら本当にどこにでもひょいひょい行けたのになって。
ホテルに到着。
フロントで英語がほとんど通じないのがチェックインの時にわかる。
部屋はちょっと古典的な雰囲気だが、清潔で、電源を取るコンセントもたくさん、お茶やポットもついているし
過不足なく大満足。
何しろ一泊3600円。
試合は16時からだったが、14時にはゲートオープンしているということで
少し休憩してからアリーナに向かう。
徒歩で15分くらいですかね。
行く先々に10数mごとに自転車が置かれており…(中略)
ほどなくしてアリーナが見えてきた。
竹?をイメージしたアリーナ、古典的な素材感なのにモダンなデザインでとっても素敵。
上海会場のアリーナもクールでかっこよかったが、ここのも良い。各会場で全然コンセプトが違うのが面白いですね。
15時を回っていて、まだチケットの受け取りもしていないにも関わらず、
前日の準決勝から行かれていた方々のツイートで
中にはフードがほとんど売っていない(変なソーセージだけ?)ようだったので
空きっ腹をかかえて中に入りたくない!
マクドナルド…ケンタッキーが目に飛び込んできたが、せっかく中国に来たんだから中国っぽいものが食べたい!
ということで飛び込みで入ったお店。
ここでも全く英語も、もちろん日本語も通じず、
メニューを開いて、どれを指さしても「それはない」「それもない」みたいなリアクション。
どうにか「これとこれしかない」と言っているようだとわかり、
片方を指さしてオーダー。
他にもいろいろ親切に言ってくれたのだが、一切わからず、本当に申し訳なかったです。
次回は本当に、絶対…中国語を少しは話せるようになって再訪したいと思います。
出てきたものは、刀削麺のような太さが途中で変化しているもちもちの麺で
あっさりしたスープだけど少しピリ辛。肉団子が入っていて、たっぷりのパクチーが添えられていて
美味しかったです。
急いですすりこんで、慌てて会場へ。
入口どこ~~~~?
入れる場所がない…しかしその前にチケットを受け取らなければ…
チケット受け取り、おっ、ここか?と思ったけどグッズ販売所でした。
空いていたのでちらっと見たけど、特に欲しいものはなし。(ひどい)
ここでついにGoogle翻訳先生に頼ることに。
係員らしき人にこの画面を見せて
「あっち?」
「左?オッケーオッケー!!多谢 多谢!」
「あそこ?オーイエーオーイエー!谢谢谢谢!!」
何故か二回言ってしまうのである…いやはや…次回は本当に、絶対…中国語を(中略)
私はどうやら裏から会場エリアに侵入したようで
明らかに「ここが正面ゲートだな」と思う広場の隅に小さな白い小屋があり、そこに行列ができていました。
とりあえず行列に並び、機械の前に立つが、やり方がわからない。
パスポートを見せると
「あっちあっち!」と違う場所を指さされました。
小屋に小さな窓があり、そこがどうやら「外国人用」らしい。(英語表記だったかな?)
ワールドカップに来る外国からのお客さんて、こんな小さな窓ひとつでさばけるほど
少ないの…?と一瞬不安になったくらい、小さな窓でした。
パスポートと、
念のため出力してきたバウチャーを4枚出すと
あっという間にチケットが4枚、繋がって出てきた。
じゃーん。
ティップオフも間近なので急ぎ足でアリーナへ。
エントランスにも「外国人用」のゲートが2レーンほどあり、
そこでパスポートを見せてパスポートナンバーを控える→顔認証とパスポートを機械で読み取り→最後に荷物、ボディチェック(あらゆる飲食物、ライター、自撮り棒など持ち込み禁制品はその場で破棄)という三段階の行程を経て
ようやく中に入れました。
来たぞ、FIBAワールドカップ!
2019/09/14(土) 14:33:26 |
FIBA World Cup China 2019
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ことの起こりは数年前だった。
リオのオリンピック予選のフィリピンで、いや、それをさらにさかのぼる2015年フランスで開催された
ヨーロッパ選手権がはじまりだったと思う。
当時、フランスの代表でスパーズに所属していたボリスディアウの大ファンの方(香港出身)と仲良くなり
DMなどでよくディアウの話をするようになった。
その方は、サンアントニオはもちろん、
フランスでもフィリピンでも現地に出向いて試合を観戦したり、他にもいろいろな経緯を経て
その当時から既にディアウ本人公認のスーパーディアウファンで(ディアウにフォローもされています)、
仲良くしていただくだけでも有難い存在。
フランスから「フランスのユニフォーム、いります?送りましょうか」とDMをいただき
届いた小包には、何とディアウの直筆のサインまで入っていた程のスーパーディアウファンである。
サインをいただいた時の話を伺ったら鼻血が出そうなくらい素敵なシチュエーションだった。
2年前、私はその人に
「次は中国ですね。」と言った。
「今度こそ、私も行きます。」と。
「一緒にBoboを応援しましょう!」
「はい、現地でお会いしましょう。」と。
そんなわけで、2年以上前から
今回のFIBA WCを中国に観に行くこと自体は、自分の中でのゆるぎない決定事項だった。
たった一つ、いや、二つ、誤算があった。
その2年の間に
ディアウがNBAからだけでなく、選手として完全に引退してしまったこと。
もう一つは、その方が今回はWCに来れるような状況ではなくなってしまったことだ。
2年前からゆるやか~に中国語の勉強を始めようとしたり(ピンインで挫折。次は挫折しないように語学学校に行きたい)、
私にしてはかなり早めから開催地やチケットの情報を集めたりしていたせいか
自分の中ではディアウがプレーしようがしまいが、その人が来ようが来るまいが、
中国にFIBA WCを観に行くのだ、ということだけは不思議と揺るがなかった。
とはいえ観たいのはやはりフランス。
現役を引退してからというもの、ディアウは自由人全開で世界中を船で旅していたかと思ったらロスで映画を撮っていたりと
神出鬼没だったが、ツイッターで「FIBA WCではフランスベンチにいるよ」とツイートしていたのも
見逃さなかった。
フランスは強い。
FIBAランキングではアメリカ、スペインに次ぐ3位。当然決勝フェーズに絡んでくるだろうと見越して、
日本戦はほぼ眼中になく(もちろん日本が勝ち上がって来れば観たいけど)
WC最後の週末の北京会場に照準を定め、
正確な日程が出次第、すぐさま特典航空券をおさえた。
ラッキーなことに日本では三連休。
土曜に日本を出発し、土日で観戦して(何試合かはその時は今ひとつわかっていなかった)月曜にゆっくり帰国できる。
行くしかないでしょう!
決意は揺るがなかったものの、
何しろ初めての中国、初めてのFIBA、初めての…とたくさんの初めてが多くて
いつになく不安要素も多かった。
準備段階から旅行好きな会社の先輩にヒアリングしたり、中国支社の人を紹介してもらっていろいろ伺ったり
チケットもシステムがわからないながら、経験豊かな方々に相談しながら何とか取ったり、
他にもホテルはどこがベスト?会場までの足は?通信手段は?現地での支払いは何がベスト?
と様々な物理的・心理的障壁を乗り越えて、
いざ、FIBAワールドカップ チャイナ2019に出かける当日がやってきた。
ディアウが、私を中国に誘った。
もちろん、当のディアウはそのことを知る由もない。
でも遠くからだけでも観られたらよいなぁ。
2019/09/14(土) 00:01:55 |
FIBA World Cup China 2019
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悔しさを引きずったままホテルに徒歩で戻り、シャワーを浴びて軽く夜食を食べ(現地で買ったビールとカップラーメン)
荷造りがてら、お土産をずらっと並べて記念撮影。
翌朝は早朝便でサンフランシスコに飛ぶため、4時過ぎにはホテルを出なければならない。
もうこのまま寝ないほうがいいかもしれない。
頼まれたジャージも含めると7~8枚ジャージも買ったし
ギブアウェイも並べてみたら
日本全国にあるマジックグッズをかき集めても
こんなにないのでは?という程たくさんのグッズを日本に持ち帰ることに。
数日後にはほどんどのグッズが無事にファンの方々のお手元に届けられました。
これは自分へのお土産で、シーズンチケットホルダーの申込用紙。
日本在住なことは伏せて「申し込み用紙くださ~い」と気軽にお願いしてみたら
しっかりメアドや名前を書かされ、
その後もメールで
せっせと魅力的なプロモーションが届く。
本当、近くに住んでたら絶対にチーズんチケットホルダーになりたいくらいです。
荷造りに飽きたら、スーツケースにデカールを貼ったりして遊んでしまう。
いつもは透明のデカールを買うのだけど今回は現地のショップで売っていなかった。
たった3泊だったのに
アムウェイセンターのショップに通い過ぎて「また来たの」「また買うの」状態になってしまった。
アイザックだけでも5枚のジャージを買った理由を訊かれて
日本のファンへのお土産と言ったら
無料でシティエディションバージョンの手提げ袋をつけてくれた。
店に入っていくといつも
「ハロー、また来たの~?笑」みたいにフレンドリーに声をかけてくれて
親切な方々ばかりだった。
今回の目玉はこれ!
保温保冷タンブラー。
ヴィンテージロゴが前面にあしらわれていてとってもかわいいので
思わず二つ買ってしまったが、二つあっても仕方ないので一つはこれからファンになってくれるであろう方にプレゼントしました。
鈍器のようにずっしりと重く、保温能力がかなり高くて大好きなグッズに。
とても愛用しています。
上記のお土産と、洗面用具や着替えを全部詰めても
62Lのスーツケースの半分ちょいしか埋まらなかった。
3泊なので往路はスーツケースの中で洗面用具がカラカラと躍るくらい何も入っていない。
いつもお土産を詰めるためにスーツケースを持っていくのです。
だらだらしていたらGame4の再放送が始まってしまった。
そのままツイッターを見たりしながらついつい最後まで観てしまって、
当たり前だがやはり負けたので、悔しさがぶり返してしまった。
ホテル備え付けのコーヒーを飲み、
4時過ぎに真っ暗なロビーでチェックアウトして空港へ。
空港でチェックインしてから開いていたお店で朝食をと思って
ついつい焼きそばを頼んでみたが、焼きそばはやはりとてつもなく甘く
野菜や肉も食べたことのないような味ですぐにギブアップ…
ラウンジに移動して、ミューズリーやヨーグルト、フルーツ、オレンジジュースなどフレッシュなものを口に入れてほっとする。
いつもラウンジで食事ができることを忘れてしまい、ついつい外で食べてしまうのだ。
まずは5時間以上かけて大陸を横断し、サンフランシスコへ飛ぶ。
そこからさらに関空へ13時間弱。
合計18時間の空路。
もう帰るだけなので、最悪遅延しても気にしない。
夜明け前の滑走路の向こうに見える地平線から、
うっすらと暁の光が滲む。
ありがとうオーランド!
すっごく楽しかった。頑張って来て良かった。
もしもGame5でTORに勝てたら、また飛んで来ちゃうかもしれない。
(完封負けでした)
オーランドに新しい一日がやってくる。
よう染まりゆくオーランドの街を眼下に眺めながら
ひとまずのお別れ。
朝焼けが美しくて、泣きそうになりながら
ずっとずっと眺めていた。
Thank you, Orlando. Goodbye for now! I will be back soon!
2019/04/22(月) 00:30:58 |
NBA 2019PO
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スターターはORLはDJ エバン、アーロン アイザック ブッチ、
TORはラウリー ダニー カワイ パスカル マーク。
両陣営、すっかりお馴染みのスターター。
怪我でもない限りはPOまで来て今さら変えるチームもいまい。
ブッチ、アーロンがいい感じのスタートダッシュをかましてくれて、
マジックファン大歓喜!
POに出ただけでもうれしいのに、Game1を勝利してくれて、まだ頑張ってくれている。
そしてGame3では、ニックナースHCが「マジックファンの声援が大きすぎて指示の声がまったく聞こえなかった」と
マジックファンを褒めてくれたのも、ファンの元気に拍車をかけていた。
DJもドリブルオフからかっこいいリバースレイアップ!
ブッチと共にラプターズDにシャットダウンされていたエバンも、まずまずの出だしだったが
Game3ではそのディフェンスで会場を熱狂させたアイザックが開始早々、あっという間にファウルを重ねてしまいベンチへ。
痛い、痛すぎる。
ちなみにアイザック、21歳ではじめてPOに出場した選手が2010年以降で103人いるそうだが
その103人の中で10PPG以上&6RPG以上の選手はたった7人しかいないという細かすぎるデータもあり、
とにかくアイザックがいないのは非常に困るのである。
ちなみに他の6人はベンシモンズ、ハリソンバーンズ、デリックフェイバーズ、ヤニス、バランチュナス、マイルズターナー。
比較的近年の選手が多いのは、やはりゲームのスピードが上がっているからではないだろうか。
アイザックがいなくなるや否や、優勝経験有の元SAS組がスリーやらアタックやらで瞬殺逆転。
マジックのスターターディフェンスはアイザック、アーロンの2人で6人ぶんくらいこなすからね…
ブッチがGame4になってようやくラプターズDにアジャストし始めたのが救いと言えば救い。
それにベンチメンバーにエナジーがあるのがマジック。
1Q終わりにMCWが数秒で運んで打ってブザビで追加点。
何とか2点差で1Qは食らいつき、圧倒的な強さを誇るチームに対して上出来としか言いようがないだろう。
2Q頭からアイザックを戻したクリフォードだったが、オフェンスファウルで
またもや、本当にあっという間にファウル3つ目…明らかにディフェンダーとしてのアイザックを潰しに来ているラプターズ。
変わりに出てきたジャレルが超がんばってくれた!
ラウリーをブロック、オフェンスリバウンド、ポップアウトスリーとたった数十秒で5得点!
しかし、とにかくイバカのリバウンドの調子が良すぎるのもあり
ORLは全くリバウンドが取れず、1&doneが続く。
いくら良いディフェンスを敷いても、リバウンドが取れなければ無為と化す。
2Qの終わりにはじわじわと点差が開いてきた。
カワイはGame3とは別人のように攻守でキレッキレで、一人でマッチアップしていたアーロンまで前半で3ファウル。
アイザック、アーロンというディフェンスの核が下がると、アリーナ全体を覆うマジックディフェンスの圧力がすっと低下したような感じがした。その途端にスリーをバカスカ決めてくるラプターズ。
前半終了のショットクロックギリギリのスリーもパスカルに決められ、フラストレーションしかない前半だった。
このPOで、想像以上に「やるな」と思ったのがアーロン。
淡々としているがくじけず、自分のやるべきことをやれる選手。
こういう時に本当の弱さ強さが出るものだと思うが、アーロンは私が想像していたよりずっと強い選手だった。
はっきり言ってRSアーロンとPOアーロンは別人のようだ。
3Qだけで何と11得点!頼りになるどころの話ではない。
TORはスリーをほぼ50%に迫る勢いで決め続けていて、滅多打ちを食らってしまい、もう、無理…」て感じ。
3Q終わりに、テレンスがまたブザビロングスリーを決めた。本
当に…すごいよみんな。
離されては詰め、離されては詰めを繰り返していたが、ここは経験の差としか言いようがないだろう。
ほぼ全員、POが初めてのチームでよく食らいついたと思う。
シーズンを終えた後のインタビューだったと思うが、アイザックが言っていた。
「どんなに惨めな負け方をしても、プレイオフに出ないのと出るのでは天地の差がある。
本当に何もかも違う。プレッシャーも全く違う。
自分に足りないものが暴かれる。またここに戻って来たい、勝って、もっと先に行きたいと、欲が出るんだ。
オフシーズンの過ごし方も大きく変わると思う。」
アーロンも初PO、だけど自分の力を証明した素晴らしいPOだった。
まだ1試合あるけどね。
個人的にはヴァンフの躍進ぶりが素晴らしかった。
PO途中に子供が生まれたそうで、それ以来、ベビー確変やめてーーーーーーー!!!!
というくらいスリーを決め続けたPOだった。
特筆すべきは、スタッフ。
もちろんマジックのマスコットとして大好きだし、3年連続マスコットオブザイヤー受賞という
ここ数年で停滞していたマジックの唯一の光のような存在だったが…
実際目の当たりにしたスタッフは、かわいいマスコットというよりはプロのアスリートという印象を強くした。
曲芸のレベル、高梯子に昇るスピード、きびきびした動き…ゆるキャラの真逆の強靭なバネと体幹の強さを感じる動きのすばらしさ。
近くに何度もやってきたが、一番前の席じゃないからなかなかコンタクトできなかった。
おとぼけ感があるのに、一流アスリートのスタッフ。これからもマジックの星でいてください!
ガベージタイムになるとリンやモアランド、マルコルムミラーらが登場。
後ろに座っていたラプターズファンが、本気なのか冗談なのかわからないけど
ずっと「ジェレミーを出せえええええ!ジェレミー!ジェレミー!」と叫んでいて
超うるさかった。
出てきたら雄たけび。やっぱりただのリンファンなのかもしれない。
マービンフレイジャーJrもPO初体験。
22点差をつけられて試合終了。シリーズ3-1でリードされて最後のチャンスに賭け、一路トロントへ。
内容的には惨敗。
アーロンが試合全体を通じて素晴らしく、気を吐いて噛みついてくれたが
とにかくリバウンドが取れず、スリーの精度でも、チームディフェンスでも、正直全く勝負にならないレベルの試合だった。
Game1が取れたのはもう、うっかり、偶然、のレベルの事変で、それもDJの確変があったからだ。
TORがいくら事前に綿密な準備をしてもDJの大爆発は想定外だったのだろう。
Game2からはしっかりとDJをケアしに来て封じられてしまった。
悔しい、また現地観戦でマジックの勝利が観られなかったどころか、
またもやドミネイトゲームにされてしまった。
Game3のほうが、まだ勝つチャンスが十分にあった。
クリフォードがアイザックを信じて、後半もっと出してくれていたらなぁとそこはちょっと愚痴りたい。
ありがとう、アムウェイセンター。
また絶対に来るね!できれば来季もPOがいいな。
さらに言うなら二回戦がいいなGWを使って。
またダンテが手を振ってくれた。
頼まれていた最後の買い物を済ませて、アムウェイセンターを後にする。
ホテルへの帰路、遠くにアムウェイセンターの青い光が
煌々と輝いていた。
そんな風に私のはじめてのオーランドでのPO観戦は終わった。
2019/04/21(日) 17:07:27 |
NBA 2019PO
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少し放置したら、この観戦から五ヶ月以上の月日が流れてしまいました。
忘れる一方なので、新シーズン前に書き上げたいと思います。
試合前の様子を紹介します。
座席は、シカゴオヘアでなぜか「同じ場所ばかりなのもな~」と思ってしまい
ラプターズベンチ側のゴール裏。
ゴール裏が好きなのです。
敵なのでファンサービスを受ける気はもともとなく、ちらっと練習風景を見てからアリーナの探検に出かけましたが、
その時撮った写真を貼っておきます。
データトランスファーの関係で画像のサイズがまちまちで見苦しいですがあくまでも記録ということで!(雑)
マークのいつものルーティン。腰をしっかりと落とし、スクワットのようなストレッチ。
この後、強いドリブル。高いところから低いところまで。
ダーン!ダーン!ダン!ダン!ダムダム!ダムダム!のような感じです。
その後、シューティングに移行するのが、私が観た範囲内でのマークのルーティン。
シュート練習をするマーク。
ゴミでも入ったのか目をこすっているノーマン。
何だかかわいかったので。
きりっとシュートしている様子を全然撮ってないです。
ダニーは、以前サンアントニオで見た時は、ゴール下でみんなにボール出しをせっせとしていましたが、
この日はロープを使ってストレッチをしていました。
ボールを持ったので、シューティングを始めるかな?と思ったらACと話し込んでたりして
非常にリラックスした印象。
来季からはOKCかな?のモアランドもアップ。
モアランドが出てくる事態になる時は、おそらくORLが完封されている時でしょう。
優勝請負人と名の高いマッカウと今やラプターズの最古参ラウリー。
来季はNBAと契約が結べず、中国の北京ダックスでプレーするジェレミーリン。
中国でプレーする場合、3月にRSが終了するため時期的にNBAのPOから復帰できるチャンスがあり、
毎年何人かの元NBA選手が復帰します。定着する人数はとても少ないですが、ゼロではないです。
もちろん中国で無双するのが必須条件です。
リンも、自分のルーツでプレーするという意味合いの他に、
当然NBAへの復帰も視野に入れて中国でプレーするここと選択したのだと思います。
モアランドはDET時代から私は結構好きな選手でした。
ハッスルを惜しみませんし、ハイモーターで、スリーも持っています。
モアランドはラプターズのスーパーファンとツーショット。
私の座席の周りにもラプターズファンが多く、みんな彼と写真を撮っていました。
噂ではJAPAN GAMESにも来るとか…
Game2とGame3はオフェンスを封じられてしまっているブッチ。
今日は何とか復活の兆しだけでも観られたら。
ブッチはノンコンタクトでのバックダウンの練習。ボールを受け取り、
ステップワークを確認。
からの…
振り向いてフック!良い感じ。
アーロンも上下ジャージで元気に登場。
チームでのシュート練をするラプターズの選手たち。
カワイとノーマンはお揃いの黒ジャージを着ていない。
カワイの代名詞“The Hand”
片手でボールをつかみ、そのままワンハンドでシュート。
カワイは、おそらくもう二度と好きになることはないが大きな手は観てみて飽きない。
バスケットボールがハンドボールに見える。
片手でボールを鷲掴みにし、いとも簡単に操る選手が基本的に好きである。
高く跳べる才能のように、ボールをグラッブする力はバスケにおいては大いな才能である。
コーンロウの溝に沿って、丁寧に頭を掻くカワイ。
舌を出すのと、この口をするのが癖です。
シューティングしててもずーっとこの口。
かわいいと言えばかわいい、カワイなだけに。
いつもと変わらぬ、フォロースルーをしっかりとする基本に忠実なシュート。
あ、ベロ出した。
目の前にいたからカワイばかり撮ってしまった。
Game3は体調が悪かったそうなので、今日は頑張るんだろうなぁ。嫌な予感しかしませんがマジックを応援します。
そのためにはるばる20数時間もかけてオーランドまで来たのだから。
さぁ、いよいよGame4が始まります。
レッツゴーマジック!
声の限り、応援したいと思います。
2019/04/21(日) 14:38:46 |
NBA 2019PO
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ドアオープン!いざ出陣!
既出のようにGame3では嵐による空港足止めでティップオフギリギリにアリーナ入りしたため、
アリーナの様子をこのタイミングでまとめてみようと思います。
入ったところにキューブリック(風)のスタッフのマスコットがあり、
ファンが記念撮影に興じていました。
この写真だと手のひらサイズなのかよくわからないと思うのですが、人間よりかなり大きいです。
隣にもうひとつマスコットがあった気がしますが、たぶんマジックにあまり関係なかったか何かで写真も撮らずにスルーしてますね。
チケットを見せると、ドアのところでもギブアウェイ!
振ると音がなる鳴子のようなもので、マジックのロゴもしっかり入っています。
Game3でも持っていた親子がいたので、前試合でも配られたのかと思いますが、私が入場した時はすでにありませんでした。
今回はしっかりゲット!
Game4は何をとち狂ったのか、ラプターズベンチ側の席を取ってしまったのでファンサービスをしてもらう気も毛頭ありませんが
行ってみたらラプターズのスーパーファンのNavさんがいて、トロントファンとセルフィーを撮ってらしたのは
羨ましかったですね。選手は全然興味がありませんでした。敵ですから!
アリーナに入ると圧巻の光景!
それと同時に、
「や、やられた~~~~~っ!」となりました。
というのは、全てのシートにかかっているTシャツの色。
前回はマジック側が白で、ラプターズ側が青だったのですが、
今回はマジック側が青で、ラプターズ側が白。
凄く気の利いたオペレーションで素晴らしいと思うのですが、私はどちらも白になってしまったのです。
青いのも欲しかったなぁ~~~
そしてお気づきでしょうか?スポンサー様の気合を感じます。
シートにかかっているのはTシャツだけではないですよね、白いタオルまでプレゼントなのです。
視界一面真っ白!
ラプターズ側の個人練習で残っていたのは確かダニーとノーマンだったかと思いますが、
その練習もそこそこに前回は全くできなかったアリーナ探検に出かけることにしました。
マジックのアリーナの構造は少し難しく、ゴール裏あたりのかなり低い位置の席でも
ビルの3階部分にあたるこの高さまで一旦上がってから、階段で降りていかなくてはなりません。
アリーナ全体を見渡せるので壮観で楽しいのですが、トイレひとつ行くのも結構大変でした。
座席への入り口ゲートと同じ位置にカメラ席やメディア席、
また飲食関係や物販のショップなども揃っています。
コンコースにいくつかあるあショップに立ち寄りながらアリーナ通路をぐるりと一周。
中には前シーズンまでのジャージや移籍してしまった選手のジャージやTシャツをセールしているショップもあるのでお見逃しなく。
移籍したばかりのジョナソンシモンズのジャージが半額になっていました。
昨季のシティエディションもジョナソンのものはありました。半額でした。
他にも下のチームショップにはなかったタイプのサーモマグを発見!
どちらも凶器になりそうなくらい結構重くてでかかったのですが、小さい方のサイズを2つ購入。(ひとつは欲しい方に既にプレゼントしました)
古いロゴがあしらわれていてとてもオシャレです。
ホーネッツにもこういうコーナーが少しあったのですが、
マジックも30周年ということで、アリーナコンコースの通路一角をぶちぬいて
ヒストリーロードのようなとても広くて素晴らしいコーナーがありました。
レジェンダリープレイヤーのグッズや思い出の品が展示されていたり、
今まで所属した選手の紹介がビデオで流されたりしています。
ドワイトの夢のような戦績。結局ドワイトはマジック時代が最もキャリアで輝いていた、ということになりそうです。
展示されているグッズや名前はほとんど私が知らない選手ばかりなので、写真も適当ですみません。
Game3にも応援に駆けつけてくれたジャミアネルソンは良く知ってます。
現役選手のコーナーかな。ブッチもようやく今季、ドワイト以来のオールスターに選ばれました!
歴史をほとんど知らないのですがゆっくり見ている暇もなくささっと通り過ぎてごめんなさい。
こういうのがちゃんと見たいので開場を2時間くらい前にお願いできないでしょうか…
ヒストリーロードの空間がとても素敵でした。
展示の年代がわかるように天井の梁に数字で区切られていて、
その下にグッズや写真、文章などの展示があります。とてもモダンな感じ。
早足で探検していると、「初めて観戦の方はこちらまで」と書かれていたので
立ち寄ってみるとこんな首から下げるカードをいただきました。
Game3も観戦したので微妙に虚偽なのですが、まぁいいでしょ!
ホーネッツは缶バッジだったのでちょっとチャチですが、これはこれでかわいいです。
コンコースのフードはどこのアリーナにもある感じでしたが、高さ3階のメインフロアからフードやドリンクをスタンド形式で飲み食いしながら試合が観戦できるようなエリアがあり、そこのレストランやフードスタンドはモダンな感じでとてもおいしそうでした。
しかし早く座席に戻りたい(チーム練習が始まる)ので、もうお腹に入ればいいやなチーズしか載っていないシンプルなピザをほおばる。美味くも不味くもない普通のピザだった。そして3個目のスーベニールカップを買う。
以上、アリーナ探検でした~
2019/04/21(日) 13:22:11 |
NBA 2019PO
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Game4当日の昼間にAmway Centerの横を通りかかった時、アリーナ周辺の広場ではイベントの準備が進められていた。
ティップオフ3時間前からファンフェストが開かれ、その後はライブビューイングの会場となる。
前の記事のダウンタウンのストリートでのバドワイザー主催のビューイングの他、
ここでもいくつかのスポンサーの協力でお祭りがが開催されるという情報が
前日各種SNSに流された。
オーランド、マジックのプレイオフ、楽しみ過ぎでしょーーーー!とわくわくする。
スポンサーもノリノリな様子が伺えてとてもありがたいし嬉しい。
POで全ての座席の背もたれにびっしりと同じ色のTシャツが掛けられている圧巻の光景をよく目にすると思うが
そのTシャツも全て、スポンサーのご厚意なのだ。
よくよく観察していると、Tシャツのギブアウェイがないフランチャイズもある。
MEMなどはGrowl Towelと呼ばれる黄色のタオルに統一されていたり、いろいろなのです。
このファンフェスト/ウォッチパーティもバドワイザーの提供。
立派なステージの設営と装飾が既に終了したのか、
音響のスピーカーなどの設置が始まっていた。
向こうのほうに大きなバドの缶のオブジェがある。バドワイザーさんありがとう。
16時になったので現地に出かけてみました。
入口にとてつもなく巨大なマジックロゴ入りのバスケットボールが飾られています。
ファンが思い思いに写真を撮っていました。私は撮るの忘れてたな~一人だからシャッター頼むのも面倒なのよ。
ステージはまだ何も始まってなかったです。
列ができていたので並んでみたところ、この2人のマジックのレジェンドとの記念撮影でしたので
参加してきました。この女性は私ではないです。
レジェンドの名前は聞いたけど忘れました(ゴメン)。
小さなブースがいくつもあり、それぞれ無料で楽しめるアトラクションが開催されています。
ボードにメッセージを書いたり、お絵描きができるブース。子供に大人気でした。
こんなボードが貰えます。ラジオ局提供のブースのようですね。
ガラガラを回してコートサイド席を勝ち取るブース。
宙づりになりぴょんぴょん跳ねるアトラクション。
似顔絵を描いてもらえるブース。マンガっぽいタッチが素敵でした。
様々な形のバルーンを作ってくれるおじさん。
顔にペインティングをしてくれるコーナーもあり、私もこれにチャレンジしました。
もちろんミニフープも!
良い得点を取った参加者には結構豪華なプレゼントが配られていました。
テレビ放映のブースに、お馴染みのダンテ・マーケテリがいました。
この位置だとカメラに映ってしまうので、移動してからスマホを向けると
ダンテが気が付いて手を振ってくれました!
何というホスピタリティ!
ファンフェストはざっとそんな感じ。30分もいれませんでしたが楽しかったです!
ドアオープンの時間なのでアリーナの中に入ります。
2019/04/21(日) 12:57:04 |
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アリーナ周辺をぶらぶらした後、TOR宿泊ホテルを横目にオーランドのダウンタウンへ。
土曜日なので人けが全くなかったですね。
街の街頭にもマジックプレイオフののぼりが飾られています。
ここからはダウンタウンで見かけた
マジック応援のサインを貼っていきますね。
シアターにもポスターが貼ってありました。
店全体がマジック一色の店。閉まっていたので中は見られず残念でした。
中でビューイングなどもできそうです(勘ですが)。
店の前のフェンスに横断幕を飾っている店。
線路の向こうに見覚えのある空間が!
ここでゲーム1と2をライブビューイングしていた場所です。アリーナ正面入り口から高速の高架をくぐってすぐのところにこんな素敵な場所があるんですね。
ぐるりと見まわすと
窓という窓
柵という柵にいたるまでマジックのプレイオフを応援するグッズが飾られています。
ダウンタウン全体でマジックを応援してくれているのが伝わってきてうれしかったです。
窓そのものにペイントでデコレーションしている素敵なお店。
ゲームタイムになるとここに溢れるマジックファンを想像します。
私はGame4もアリーナで観るので、それに混じることができないのが残念なくらいです。
横断幕にもいろいろな種類があるんですね。
フラッグもあちこちで見かけました。
小さな窓も見逃しませんよ。
路線バスにまでGO MAGIC!の文字。
行先が全くわかりません(笑)。
紙タイプのスポンサー提携のポスターもありました。
青いものがあったら全部マジックです。
街中ののぼりも撮っちゃうもんね。
フラッグで賑やかにかわいらしく装飾しているお店。
めちゃマジック推しですね!
あちこちにカメラを向けて撮っているうちに感極まって泣きそうになってしまいました。
とりわけ、この大きな木製の椅子はやばかったです。
スタッフがモチーフになっていて、手描きのペイントがすごく上手です。
Wが一個しかない~~~~
そしてこのまま終わっちゃったんだな。
でも一勝でもできて良かったです。
飽きてくると思うでしょ?
現地にいるとうれしい感情がどんどん高まって全然飽きなかったですね!
あ、ここにも!こんなところにも!と宝探しのようでした。
南の海みたいな色の壁にもマジックのフラッグ。
手描きのチョークボードメニューにもGO MAGIC!
ストリートの入り口にもマジックの横断幕。
その奥の道の両脇にもフラッグやのぼりが飾られているのがわかるでしょうか?
飲食店ばかりでなく、銀行やアパートっぽい建物にも飾られていました。
どこかの店でビール飲みながら観戦もしてみたかったなぁ…
もはやメニュー名にもなっていました。
30周年を迎えたマジックの7シーズンぶりのプレイオフ進出を
街を挙げて祝い、応援している様子がびしばし伝わってきて、
ぶらぶらと歩いているだけでもとても幸せな気持ちになりました。
30年前、マジックがNBAのフランチャイズに名乗りをあげた時の記事を先日読みました。
スモールマーケットで、ディズニーやユニバーサルなどの商業上のライバルも多いため、集客が懸念されていたそうで
他の有力な土地に負けて頓挫しかけたそうです。
しかしシーズンチケットホルダーの仮募集をかけたところ(フランチャイズ誘致ができる前のプレゼン段階の仮のテストマーケティングだと思われます)
あっという間に16000人近くの希望者が集まったとか。
これはスモールマーケットとしては記録的な数字だそうです。
フランチャイズは街に支えられているのだなと感銘を受けた記事でした。
そのことを存分に、体全体で感じ取ることができる街でした。
それだけでもオーランドに来て良かったと思います。
2019/04/20(土) 10:06:54 |
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